新卒対談インタビュー【後編】

新卒でアスイクへ入職し、コーディネーターとして躍進を続ける2人。
後編は2人の「仕事観」や「今後のビジョン」、子ども支援への「原体験」にも迫ります。
(前編はこちら

舟山萌那海(学習・生活支援事業コーディネーター)
宮城県出身。東北福祉大学 総合社会学部 社会福祉学科卒業。社会福祉士・精神保健福祉士の免許所持。
大学時代にアスイクでアルバイトとして関わっていたことから、2023年に新卒として入職。

中村美紅 (学習・生活支援事業コーディネーター)
栃木県出身。宮城教育大学 初等教育教員養成課程卒業。当時は教員を目指し、小学校、中等英語、特別支援の免許所持。
アスイクでのボランティア・アルバイト経験を経て2023年に新卒として入職。

働く上で大切にしていることは?

舟山:教室の子どもたちには、会える限り会う、というのは絶対的なポリシーです。

大学で学んだ心理学の中で言われている「単純接触効果」というのがあって、

時間の長さだけでなく、頻繁に何回顔を合わせるか、というのが人との関係構築で大切なことみたいです。

だからできる限り教室は休まないし、1日に2か所以上開催している日は教室をハシゴしています。

子どももアルバイトスタッフにも、自分の足で会いに行っていますね。

中村:大変でも、与えられた仕事はきっちりこなすようにしています。

もともと性格的にまじめすぎて、考えすぎてしまうところがあるので、

うまく力を抜いたり、寄り道するってことが良くも悪くもうまくできないんですよね。

きっちりかっちり、仕事は仕事、となっていると思います。

今後のビジョン

舟山:入職した当初は、いつかスクールソーシャルワーカーになろうと思っていました。

でも実際に働く中で、1~2年後の未来のことよりも、

今は教室で関わっている子どもたちが卒業するまでみていたい、という気持ちが強いです。

将来的なビジョンよりも、いま目の前の大切にしたいことが、働く中で見えてきた気がします。

中村:私もいつか、社会福祉士の資格を取って学校のスクールソーシャルワーカーになりたい、と思っていました。

今も興味に変わりはないです。

ただこの1年間子どもたちと関わってきて、やっぱり子どもたちと直接関われる仕事はいいなと実感しています。

特別支援学校の免許を活かして支援学校の先生とか、保育士、児童養護施設、児童館の職員など、

興味自体はいろいろありますね。

舟山:逆に経験を積んだからこそ、アスイクの中でやりたいことはまだまだたくさんあるのかも、と感じています。

いつかは自分の持っている資格をコーディネーターの仕事の中で活かしてみたいです。

やっぱり私の中のベースは「子どもと密に関わる」ことです。ここは揺るがないです。

中村:私の場合だと、料理とかおかしを作ることが好きなので、いつか繋がるかな、と思っています。

都会のような人がたくさんいるところではなく、地域にあるちょっと寄れる居場所、みたいなのを作ってみたいです。

小学校の頃住んでた地元には、道の駅のような場所で、

近所のおばあちゃんがアイスクリームを売っていたり、屋根裏で遊んだりできるところがありました。

そういう地域にある、お家に帰りたくないけどちょっと寄れる放課後の居場所みたいな、

そんな場所をいつか作ってみたいですね。

下校時に犬の散歩をしているおばあちゃんと遊ぶとか、そういうのがけっこう好きなんです。

子ども支援への”原体験”

中村:子ども関係の仕事に就きたいと思ったきっかけは、中学の時の担任の先生でした。

その先生はクラスに何十人という生徒がいても、毎日ひとりひとりに声をかけて、昼休みでも教室にずっといる先生でした。

教室でひとりで本を読んでいるような子にも、お話しするんです。

私も中学生という多感な時期に、友達や進路のことなどいろんなことで悩みました。

そんな時に、生徒のことをよく見てくれる先生の関わりを経験したからこそ、得られているものがあります。

今度はそれを、自分が子どもたちに還元したい。そう思って子どもに関わる道を選びました。

舟山:私は中高生時代、人生が楽しくなくて、「たまたま生きてるな」ってくらいでした。

でも大学生になって、大人になって、人生楽しいって思えるようになったんです。

大人になったほうが、人間関係も選べるし、自由にお金も使えるし、大人からの圧もないしレールもない。

世の中って、CMでも中高生は青春でキラキラしている様子が流れるけど、

そういうキラキラした世界の住人になれない子はいると思うんです。

そういう子たちに、”寄り添う”でもなくて、ただ「わかる!」といいたい。

全然大人のほうが楽しいから、「いいよ大人って!」というのを、ただ言っていたい。

わかってもらいたいでもなく、ただそういう存在として、

本人の記憶にも残らないくらいのきっかけでいたいなって思います。

未来のアスイクの仲間へメッセージ!

中村 : 無責任になるかもしれないですが、もしNPOってなに?新卒の最初はここでいいの?と

思っているなら、経験のひとつとして入ってもいい世界だと思います。

やらなきゃよかったとは絶対にならないです。

入ってみた先に、子どもと関わる道をずっと進む人もいれば、

まったく違うように見える世界に進む人もいて、いろんな人がいます。

どういう広がり方をするかは、その時に考えればよくない?と思うので、

今やりたいことを、今やるべきだと思います。

結局決めるのは自分だよ!と。

舟山:美紅さんに近いです。

人生100年あるので、今やりたいと思うならやってみたらいいんじゃない、というくらいです。

働きつづける年齢も上がってきているし、何を得られるか得られないか、

合う合わないも場に飛び込んでみないとわからない。

どんな場でも、絶対に何かを得ていく

得られない時は自分のメガネが曇っているだけだと思ってやっています。

それがアスイクで見つかるかも含めて、後悔しない選択をすればいいと思います。

なにかアスイクに縁を感じて、気になると思ってもらえるなら、

ここはみんな楽しめる環境で好き勝手にやらせてくれる現場だし、

チャレンジしたり、飛び込むのは大歓迎の団体です!

やってみたらいいんじゃない!という言葉を送りたいです!

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